3分でわかる、先週の相場まとめです。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

3分でわかる、先週の相場まとめです。

Ciaoニコニコ

先週の相場まとめです!

先週の米市場はまちまちの値動き。

ダウ平均は約1%下落した一方でS&P5000.3%と小幅に上昇。ナスダックは2.5%の上昇となりました。

そしてフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が大きく上昇した1週間でした。

エヌビディアや、四半期決算が好調だったマーベル・テクノロジーの上昇などが寄与しました。


FOMC議事要旨(5/2-3開催分)では

インフレ抑制に向けて追加利上げ継続するかで参加者の見解が分かれているとのことで、影響は限定的だったよう。


経済指標ではミシガン大消費者態度指数(確報値)が59.24月の個人消費支出(PCE)のコア指数は前年同月比4.7%と、ともに市場予想を上回る、アメリカ経済の強さを示す結果となっています。

さて先週の米市場では債務上限問題を巡る協議に進展がみられないことが懸念されていましたが、週末に進展が!

バイデン政権と共和党が27日に原則合意したと報じられており、月曜日は日経平均上がりそうですね。

ドル円は先週債務上限問題先行き不透明感から格付け会社フィッチが米国の格付けを引き下げる可能性があるとしたことでドル円が下落する場面もありましたが、週末には140円台を回復する円安進行に。この上昇が続くのか、そうなると再びの介入があるのか注視でしょうか。

欧州では独GDP1-3月)が速報値の±0.0%から-0.3%に下方修正されており、2期連続マイナス成長でリセッション入りとなっています。ユーロドルは下落トレンド継続しているように見えます。

4月の英CPIは前年同月比で8.7%上昇と市場予想を上振れ。高インフレを示す結果で追加利上げが確実だと見込まれていることも欧州の景気を押し下げるとの懸念につながっているようです。


日本市場では、日経平均が7週続伸。

東京証券取引所が昨日発表した5月第3週の投資部門別売買動向では海外投資家が8週連続の買い越していることが示されていましたが、

バフェット氏が日本の5大商社株を買い増ししたと報じられるなど、割安感から日本株に外国人投資家などの物色の矛先が向いている状況が継続しているといえます。




今年で見ても、4月からで見るととくに、

日経平均が他の国の主要株価指数に比べてパフォーマンスが極めて良いことが見てとれると思います。