先週の相場まとめです。
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こんばんは🌇
先週の相場をまとめます。
週間では米主要3指数は下落。
ダウ平均は1.4%下落、ナスダックは5%を超える下落でした。
注目された11月FOMCでは、FRBは4会合連続となるトリプル利上げ(0.75%の利上げ)を決定しました。
パウエルFRB議長の会見では、最終的な金利水準は従来の想定よりも高くなったとしているものの、利上げ減速の時期が早ければ次回会合となる可能性を示唆(ハト派的スタンス)したものの、いずれかの時点で利上げ幅を縮小することが適切との発言から12月も0.75%の利上げである可能性があることや、政策金利の最終的な水準は従来の予想より高くなるとの見通しを示したことでタカ派的な姿勢を維持する姿勢から米市場は下落。パウエル氏の発言で相場は右往左往させられた印象です。
また金曜発表の10月米雇用統計は、失業率は予想3.6%→ 結果3.7%と、予想より悪く、歴史的低水準だった前月から0.2ポイント上昇したものの低水準な状態といえます。
労働参加率が低下していることは気がかりです。
非農業部門雇用者数は予想19.1万人増→結果26.1万人増で、9月の就業者数も上方修正されました。
失業率、雇用者共に前月からは悪化しており、
平均賃金は前月比が予想0.4%増→ 結果0.4%増、前年比は予想4.7%増→結果4.7%増と結果と予想が同じとなりました。
賃金は上昇していますが、消費者物価指数と比較すると追いついていないことから利上げは続けざるを得ない結果と言えそうです。
ボストン連銀のコリンズ総裁らFRB高官のややハト派的な発言も週末の株式市場で買い手がかりとなったようです。
週末4日の米市場は上昇。
ダウ平均は、前日比401ドル97セント高の3万2403ドル22セントと5営業日ぶり反発。
来週は8日の米中間選挙、10日の米消費者物価指数(CPI)の発表がありますね。
共和党が強いのではと市場ではみられており、2年後にトランプ大統領が戻ってくるのではとの観測も。バイデン大統領の信任投票的な形となるのでしょうか。注目です。