今週もよろしくおねがい致します。
Ciao![]()
おはようございます!
今夜の米市場はレイバーデーでお休み。
レイバーデーが終わると、米国は新学期で秋相場スタートとなります。
流れが力強く継続したり、変わったりするタイミングでもありますので、今週は気をつけて臨みたいですね。
先週の相場について改めて書かせていただきます。
週間で米市場は下落。
8月30日にニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が金融引き締めについて来年まで続けると述べたほか、
31日もクリーブランド連銀のメスター総裁からタカ派的な発言が出るなど、
FRB高官もパウエル議長のジャクソンホール講演での発言に沿うようなインフラ対策でしっかりと利上げをしていくというスタンスを示しており、
米国の金融引き締め長期化による米景気の先行き懸念が株価下落の流れにつながっています。
FRB高官から相次ぐタカ派的な発言などを受けて米長期金利は上昇しており、
ドル円は上昇1998年以来となる24年ぶりの円安水準を更新しました。
週末2日に発表された8月米雇用統計は、
失業率 予想3.5%→結果3.7%
非農業部門雇用者数 予想30.0万人増→31.5万人増
平均時給は
(前月比)予想0.4%増→結果0.3%増
(前年比)予想5.3%増→結果5.2%増
と概ね市場予想と大きくは変わらなく、雇用の堅調さを示す結果となりました。
FRBが金融引き締めにしっかり取り組んでいく姿勢を示すなかで、それを変えるような結果ではなかったことからリスクオフの流れが継続した模様。
またロシアの国営天然ガス会社ガスプロムが欧州向けのガスパイプラインであるノルドストリームの停止を延長すると発表したことが報じられ、エネルギーなどでインフレに喘ぐ欧州の景気先行き懸念も嫌気されたようです。
四川省の大都市である成都市がロックダウンを実施したことも懸念材料と言えます。
2日の日経平均株価は前日比10円63銭安の2万7,650円84銭、
週間では990円54銭の下落となりました。
今週もよろしくお願い致します🤲




