先週の相場を振り返ります。
Ciao
9月に入りましたね。
先月、先週の相場を振り返ります。
まず月間の振り返りから。
8月のダウ平均は月間で1334ドル70セント安と月足では2カ月ぶりに下落しました。
8月前半は好調でしたがジャクソンホール会議のパウエルFRB議長でインフレ抑制対策をやり遂げるまで続けるとの姿勢を明確にしたことで下落に転じました。
週間でも米市場は下落しています。
8月30日にニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が金融引き締めについて来年まで続けると述べたほか、31日もクリーブランド連銀のメスター総裁からタカ派的な発言が出るなど、FRB高官もパウエル議長の発言に沿うようなスタンスをしてしており、米国の金融引き締め長期化による米景気の先行き懸念が株価下落の流れにつながっています。
FRB高官から相次ぐタカ派的な発言などを受けて米長期金利は上昇しており、ドル円は上昇1998年以来となる24年ぶりの円安水準を更新しました。
週末2日に発表された8月米雇用統計は、
失業率 予想3.5%→結果3.7%
非農業部門雇用者数 予想30.0万人増→31.5万人増
平均時給は
(前月比)予想0.4%増→結果0.3%増
(前年比)予想5.3%増→結果5.2%増
と概ね市場予想と大きくは変わらなく、雇用の堅調さを示す結果となりました。
FRBが金融引き締めにしっかり取り組んでいく姿勢を示すなかで、それを変えるような結果ではなかったことからリスクオフの流れが継続した模様。
またロシアの国営天然ガス会社ガスプロムが欧州向けのガスパイプラインであるノルドストリームの停止を延長すると発表したことが報じられ、エネルギーなどでインフレに喘ぐ欧州の景気先行き懸念も嫌気されたようです。
四川省の大都市である成都市がロックダウンを実施したことも懸念材料と言えます。
2日の米市場は下落。
ダウ平均は前日比337ドル98セント安の3万1318ドル44セントと反落。
2日の日経平均株価は前日比10円63銭安の2万7,650円84銭、
週間では990円54銭の下落となっています。
ばあばのお誕生日お祝いも、ささやかながらできて良かったです💕
高野のケーキは丸くてバースデー感があるのと、サイズ感が手頃で好きです(でも一人で食べるには大きいのが悩ましい)