先週の相場を振り返りましょう。
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日曜日ですねー!
先週の相場を振り返りましょう。
先週の米市場は主要3指数が週足では下落。
7月のFOMCでは市場予想通り2会合連続となる0.75%の利上げとなりましたが、
今週発表された7月分のFOMC議事要旨で、いずれどこかの時点で利上げを減速することが適切であると判断されていることが示されており、
そのことで利上げペースが減速するとの期待感、見通しが引き続き相場を支えていました。
雇用や景気の堅調さを表す経済指標や米小売大手の決算が続くなか、
インフレが落ち着けば懸念されていたリセッションが、軟着陸にシフトするとの先行き楽観視が株高につながっているようです。
ただ米地区連銀総裁が9月FOMCでの大幅利上げを支持する発言をするなどタカ派的なコメントが複数あり、引き締め懸念が再燃。
S&P500は日足でみると200日線がレジスタンスとなってしまっています。
ここから下落となっていくのか、はたまた短期の押しなのか、今週は注目でしょう。
週末19日の米市場は下落。
ダウ平均は、前日比292ドル30セント安の3万3706ドル74セントと反落となりました。
その前の週にS&P500やナスダックが4週続伸となるなど、米市場の上昇の短期的な過熱感から利確売りが出たようにも見えます。
米長期金利が1カ月ぶりに一時2.9%台に乗せており、そのことも相場の重しとなったようです。
19日の日経平均株価は、前日比11円81銭安の2万8,930円33銭と小幅に続落。
週間では383円35銭の上昇となりました。
(ただ先物は下落。)
7カ月ぶりに29000円を回復する場面もありました。
今週は25日からカンザスシティー連銀が主催する経済政策シンポジウムのジャクソンホール会議が開かれます。
ジャクソンホール会議は秋相場のスタートとも言われ、
今後の金融政策に関する手掛かりとしてパウエルFRB議長による講演が注目されます。
パウエル議長の講演は日本時間で26日23時の予定ですのでチェックしておきましょう。
