先週の相場を振り返りましょう。
先週の相場を振り返りましょう。
週間では米主要3指数がそろって上昇。
S&P500、ナスダックは4週続伸。
先週10日発表のCPI (消費者物価指数)は前年同月比8.5%と、前月の9.1%から鈍化。
11日発表の7月のPPI(米卸売物価指数)が前月比0.5%下落と、0.2%上昇の予想に反して下落。足元ではインフレがピークアウトしたとの観測が広がっています。
12日発表の8月米消費者態度指数は前月比3.6ポイント上昇の55.1と市場予想を上振れており、消費者マインドの改善が見られたことも買い材料となったようです。
7月のFOMCでは市場予想通り2会合連続となる0.75%の利上げとなりましたが、パウエルFRB議長発言で9月以降の利上げペースが緩やかになるのではないかとの期待感がある中、パウエルFRB議長が参考にするという雇用統計もCPIに注目が集まっています。
8月5日に発表された7月の米雇用統計は、
失業率が予想3.6%→結果3.5%、非農業部門雇用者数が予想24.9万人増→結果52.8万人増、平均賃金の前月比は予想0.3%増→結果0.5%増で、前年比は予想4.9%増→結果5.2%増と全てが市場予想を上回る強い結果となり、
GDPが2期連続マイナスだったことなどから懸念されていた景気後退に対してはポジティブな結果となったものの、
FRBの積極的な金融引き締めにつながるとの観測(結果を受けて9月FOMCで0.75%の追加利上げとなる可能性)は高まったと言えます。
ただ先週発表のCPI(消費者物価指数)などの結果から足元ではインフレ高進への懸念が後退しています。
雇用や景気の堅調が続くなか、インフレが落ち着けば懸念されていたリセッションが、軟着陸にシフトするとの先行き楽観視が株高につながっているようです。
VIX指数も日足で下落を続け、20を割り込んでいます。
週末12日の米市場は上昇。
ダウ平均は前日比424ドル38セント高の3万3761ドル05セントと3日続伸。
12日の日経平均株価は、前営業日比(祝日明け)727円65銭高の2万8,546円98銭と、3営業日ぶりに大幅反発。週間では371円11銭の上昇でした。
米カンザスシティー地区連銀が主催するジャクソンホール年次シンポジウムまでは次の大きなイベントはなさそうです。
となるとリスクオンの流れはジャクソンホールシンポジウムまでは続くと考えられそうです。
(なにかサプライズがあったらすみません…)
今日は一日ママデーということで、
今は習い事をしている娘を見守りながら、
相場のまとめを書いてましたw
隙間時間の活用大事💕