先週の相場を振り返りましょう。
Ciao
こんばんは!
先週の相場を振り返りましょう。
米主要3指数はまちまちの値動き。
ダウは週間で3週ぶり小反落、
S&P500は小幅続伸。
ナスダックは2%超の上昇です。
7月のFOMCでは市場予想通り2会合連続となる0.75%の利上げとなりましたが、
パウエルFRB議長発言で9月以降の利上げペースが緩やかになるのではないかとの期待感から
相場はリスクオンに傾いていました。
パウエルFRB議長は利上げペースに関して雇用統計と CPIをチェックするとのことですが、
注目された7月の米雇用統計は
失業率 予想3.6%→結果3.5%
非農業部門雇用者数 予想24.9万人増→結果52.8万人増
平均賃金は、
前月比 予想0.3%増→結果0.5%増
前年比 予想4.9%増→結果5.2%増
と全てが市場予想を上回る強い結果となり、
GDPが2期連続マイナスだったことなどから懸念されていた景気後退に対してはポジティブな結果となったものの、
FRBの積極的な金融引き締めにつながるとの観測(結果を受けて9月FOMCで0.75%の追加利上げとなる可能性)は高まったと言えます。
(来週10日発表の CPIは要チェックです!)
またペロシ米下院議長が、8月2日に台湾を訪問したことで、米国と中国間の地政学リスクの高まりが相場の重しとなりました。
週末8月5日(金)の米市場はまちまち。
ダウ平均は前日比76ドル65セント高の3万2803ドル47セントと小幅に反発。
一方ナスダックは、前日比63.025ポイント安の1万2657.555と3日ぶりに反落。
雇用統計の結果を受けて米主要指数は売りが優勢となりましたが、そこからは底堅さを見せる値動きだったと言えるでしょう。
日本市場は週間で上昇。
5日の日経平均株価は前日比243円67銭高の2万8,175円87銭と3日続伸し、約2カ月ぶりに終値での2万8000円台の回復となりました。
明日からの相場でも、よろしくお願い致します🤲