先週の相場を振り返りましょう。
Ciao
先週の相場を振り返ります。
先週の米市場では主要3指数は揃って上昇。特にナスダックは4.5%超の上昇となりました。
パウエル議長がインフレ対策、物価安定のために積極的な利上げの継続の意向を示しているなかで、
6月のFOMC議事要旨は思ったほどタカ派的な内容ではなかったことから買い安心感に繋がったよう。
米市場では米長期金利の低下を受け、利回り曲線(イールドカーブ)で10年債が2年債を下回る逆イールドが再び発生しました。
8日に発表された6月米雇用統計は
失業率
予想3.6% →結果3.6% 予想通り
非農業部門雇用者数
予想26.4万人増→結果37.2万人増
市場予想を上回る良い結果
平均時給
前月比
予想+0.3%→結果+0.3% 予想通り
前年比
予想+5.0%→結果+5.1% 良い結果
と、総じて良い結果だったことから、
FRBがタカ派スタンス継続、大幅な利上げ観測が重石となる反面、リセッション懸念も後退した面もあるからか揉み合い商状に。
原油価格のほか、小麦価格、コモディティ全体を表す CRB商品総合指数も下落が続いています。
金価格も4週続落です。
一方ドルインデックスは上昇。ビットコインも上昇に転じています。
週末7月8日(金)の米市場はまちまち。
ダウ平均は前日比46ドル40セント安の3万1338ドル15セントと3日ぶりに反落。
8日の日経平均株価は、前日比26円66銭高の2万6517円19銭となり、週間では581円57銭の上昇となりました。
今週は13日発表の6月の米消費者物価指数(CPI)に注目でしょう。
先週はショックなニュースがありましたね…
まだ消化しきれていない方、
明日はどうなるかわからないと改めて感じた方もいらっしゃったのでは。
今週は、普通の平穏な日々、となりますように。