先週の相場を振り返りましょう! | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

先週の相場を振り返りましょう!

Buona seraにっこり

先週の相場を振り返りましょう。


先週はダウが8週連続の下落からようやく上昇に転換しましたね。


週末27日の米市場は上昇。

ダウ平均は、前日比576ドル36セント高の33213ドル55セントと6日続伸。

振り返れば今週は日足では上がりっぱなしでしたね。

週足でももちろんダウは1951ドル高と、9週ぶりに反発となりました。

ナスダックも上昇し、週足では8週ぶりに上昇。


5月開催分のFOMC議事要旨が無風通過となったことでの買い安心感が短期的に出たほか、

FRBが参考にするインフレ指標である

PCEコア指数は前月比の市場予想は前月比0.3%の上昇でしたが結果は予想と一致。

前年同月比でも4.9%上昇と市場予想と一致し、前月から伸びが鈍化しました。

インフレがピークアウトし、FRBによる金融引き締めのペースが鈍るとの観測から米市場は上昇したと考えます。


また過去40年間で最も高いインフレによる、コストの上昇やサプライチェーン問題などから、ウォルマートやターゲットなど米小売り大手の決算が軟調なことに対する失望売りが投資家心理を冷え込ませていましたが、

メーシーズなど小売企業の決算が市場予想を上回るものだったことが買い材料となったようです。

25日に発表された米半導体大手エヌビディアの第2四半期の売上高見通しが市場予想を下回ったことで、25日の時間外取引で急落したものの、場が開けたら上昇し、そのあたりから流れが変わった印象です。


日本市場では、黒田日銀総裁が526()の衆院予算委員会で、大規模な金融緩和を終わらせる出口戦略について、金融市場の安定を確保しながら出口戦略を遂行するのは十分可能だと自信をのぞかせました。

黒田総裁が出口戦略に言及したこと、日銀が金融政策を見直す可能性があることから円が買われる展開に。黒田総裁の任期満了を迎えるのは来年4月となっていますが、今後の動向や発言に注目です。

3月決算企業の決算発表も、概ね出そろいましたね。

日経平均は週間では4265銭の上昇でした。

明日からの相場でもよろしくお願い致します🤲