先週の相場まとめ。
Ciao
先週の相場を振り返りましょう。
ダウは先週、週間で934ドルの下落で、週足で8週続落となりました。
8週続落は大恐慌時の1932年以来90年ぶりの連続下落記録となっています。
ダウ、S&P500ともに連日年初来安値を更新しており、ナスダックの下げ幅も3.8%と大きく下落しています。
週末20日のダウ平均は前日比8ドル77セント高の3万1261ドル90セントと小幅ながら3営業日ぶりに反発。
米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想16.0に対して結果は2.6とネガティブサプライズとなったほか、
コストの上昇やサプライチェーン問題などからウォルマートやターゲットなど米小売り大手の決算が軟調なことに対する失望売りが投資家心理を冷え込ませていることに加え、
FRBの積極的な金融引き締め、スタグフレーション懸念も高まっており、
景気後退(リセッション)懸念が相場の重しとなっています。
また地政学リスクの長引きが意識されるなかで、フィンランドとスウェーデンが18日にNATOへの加盟を申請したことも注視しておきたいところです。
日本市場では週末5月13日(金)の日経平均株価の終値は2万6427円65銭、週間では311円38銭の上昇でした。
週末は中国人民銀行が住宅ローン基準金利を引き下げたことより中国の景気回復期待が相場を支えました。
ブルームバーグによると「株式ファンドの中では米株ファンドに3億ドルが流入。日本株も流入だった。欧州株は14週連続の流出。」とのことで、為替の円安でリバランスも考えられる中、割安感や出遅れ感のある日本株に資金が流れていることも先週の日本株の底堅い値動きにつながった模様です。
今日はセミナーのあと、久しぶりの懇親会も。
投資の学校の皆様と交流できて、色々お話を伺えて、充実した時間をありがとうございました😊