先週の相場を振り返ります。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

先週の相場を振り返ります。

Ciaoにっこり


先週の相場を振り返りましょう。


米市場では先週主要3指数がそろって年初来安値を更新しました。

週間ではダウは約2%下落し、7週続落に。7週続となるのは約21年ぶりです。

S&P500、ナスダックも6週続落となっており、週足での米市場の下落が続いています。


4月のCPIの結果を受けて、エネルギー価格高止まりと労働市場がきわめてタイトであることからFRBの金融引き締めがより積極的になるのではとの懸念が高まった模様です。

地政学リスクの長期化懸念や、中国のゼロコロナ政策も売り材料となっています。

ETFが大きく売られていることが幅広い銘柄や指数全体の下落につながっているとの指摘もあるようです。


週末13日の米市場は反発。

ダウ平均は前日比466ドル高の32196ドルと7営業日ぶりに反発したものの、週末の買い戻し、売りポジションの持ち高解消が上昇に繋がった模様です。

YouTubeでもお伝えしたように、短期的な売られすぎと米10年債利回りの一服感から、特にハイテク株は短期的な反発のチャンスを狙うのも一考かと。(あくまでの個人的な考えですし、チャートを睨みながらでお願い致します。)


日本市場を見てみますと、513()の日経平均株価の終値は前日比67893銭高の2642765銭と大幅反発。

56()の日経平均株価は2700356銭でしたので、週間では57591銭の下落となります。

週間では下落しましたが、財務省が12日に発表した対外及び対内証券売買契約などの状況によれば、円安などを背景に海外投資家が4月に日本株を3カ月ぶりに買い越している模様です。

また先週の日本市場では決算発表が本格化しており、今のところ上場企業の純利益は4年ぶりに最高益を更新している模様。資源高や為替相場の円安が寄与した企業も多かったようです。

(こちらはマネープラス様の連載で詳しく書かせていただきましたので、よろしければご覧ください。)

https://media.moneyforward.com/articles/7465?af=authors_list


日本株では優待の廃止などが相次いでいますが、

優待夢では株主優待の動画をご紹介しています。

参考にしていただければ幸いです。