今年の相場見通しについて
さて今年の見通し、個人的な考えを簡単にまとめさせていただきます。
よろしければご覧ください(^^)
昨年12月15日のFOMCではテーパリング加速が市場の予想通り決定されました。
そこから相場の流れが変わりましたね。
減額の規模が2倍の毎月300億ドルずつの縮小となり、そのペースですと従来の来年6月から3月に量的金融緩和終了が前倒しになることになります。
今年2022年の利上げは3回と増加を見込んでいることも示されました。
パウエル議長会見ではオミクロン株への懸念も踏まえ「多くの不確実性がある」と述べられ、利上げ時期について明言を避けたこともあり、
タカ派的な内容だったもののほぼ市場の想定内の結果と取られ、FOMCを通過した安心感から株式市場ではリスクオンの流れとなりましたが、
その後オミクロン株の再拡大もあり俄に下落。
クリスマスラリーで結局米市場は年末最高値圏でした。
2021年、年間でみますと、
ダウ平均は18.7%上昇と、3年連続で上昇。(上昇幅は5731ドルと19年を上回り過去最大)
ナスダックは21.4%上昇。
S&P500は27%上昇となっています。
大きな流れとしては、金融政策と財政政策で相場の流れを把握することが大切!
だと思います。
去年その認識を新たにしましたし、そのおかげで投資の利益につながったと感じています。
↓2018年の動画ですが相場サイクルについてお伝えしました。五年以上前に戸松信博先生に教えていただいてから自分なりに落とし込んでいます。
金融緩和は現状継続していてカネ余りがつづくことに変わりなく、本質的に政策が変わらなければ押し目は買って良いと考えます(上昇に優位性がある。)。
日経平均は今年約4000円のレンジの中にいましたが、世界的にみると企業業績は好調だし、外部環境も決して悪くなく、日経平均は割安と言えます。
日銀によるステルステーパリングは始まっているものの、中国も金融緩和方向にシフトチェンジしてきており、(北京五輪までは国の威信にかけても恒大集団のデフォルトを回避しようとするのでは)日経平均も3万円の壁を超えて2021年の高値を抜ければ一段高もあるのでは。
ただ財政政策が弱いのが株価に現れているとも感じています。期待したいです…
米市場では米4~6月期決算の発表は大幅な増益が予想されているものの米長期金利は落ち着いており、適温相場が継続するのではと考えるのでその恩恵も考えられます。
私の今年のスタンスは、
去年と変わらず「本質的に政策が変わらなければ押し目は買って良い」という投資スタンスで臨みたいと思います。
流れを変えてくるバランスシート縮小と、
イールドカーブの2年と10年が逆イールドにならないか、
などはしっかりチェックしていきます!
(今はまだ心配するような状況ではないと思っています。)
あ!と思ったらブログでお伝えしたいと思います。
あくまで私見ですが、参考になれば幸いです。
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追伸
初詣に行ってきました。
諏訪神社。
皆様が今年健康でありますように。