先週の相場を振り返りましょう
Ciao!
夜分遅くにすみません。
先月、先週の相場を振り返りましょう!
先月は相場が下落しやすい月という9月のアノマリーを感じる1ヶ月でした。
9月のダウ平均の月間下落率は4.3%と昨年10月以来の大きさ。
S&P500種が4.8%安、ナスダックが5.3%安と米主要3指数は大きく下落しました。
米連邦債務の上限問題でアメリカがデフォルトに陥る可能性があることや、
サプライチェーンの混乱でインフレ加速などへの懸念が相場の重しとなりました。
先週の米市場は大きく下落しましたが、
週末1日の米市場で主要3指数は反発。
ダウ平均は、前日比482ドル54セント高の3万4326ドル46セントと大幅に反発。
S&P500も49.52ポイント高の14566.70と反発。
ナスダックは、前日比118.115ポイント高の1万4566.697と6営業日ぶりに反発となりました。
1日発表の9月の米ISM製造業景況感指数が市場予想に反して上昇したことが好感されたほか、
コロナ治療薬を巡り、メルクが開発中の新型コロナウイルス経口治療薬の有効性を確認したとの報道が経済活動正常化への期待感につながったほか、
バイデン大統領の発言でインフラ投資法案可決に向けて進展するとの見通しも買い材料となった模様です。
日経平均も先週は大きく下落。
1日の日経平均株価は、
前営業日比681円59銭安の2万8771円07銭と大幅安で約1カ月ぶりに節目の29000円を割り込みました。
日本市場では米市場の下落や中国市場への懸念のほか、自民党の岸田文雄新総裁が金融所得課税の見直しを主張したことで増税の観測も重しとなったようです。
