【先週の相場振り返り】日経平均が週間で大きく上昇
Happy Sunday♡
先月、先週の相場を振り返りたいと思います!
8月の月間では、S&P500が2.9%と、7ヶ月連続で上昇。
ナスダックは4%高で過去最高値更新。
ダウ平均も1.2%高と主要3指数は揃って上昇となりました。
8月末と9月頭の先週の相場は、
週間ではナスダックが月間同様主要3指数で一番強い上昇を見せ、約1.6%と週末も過去最高値を更新。
S&P500も過去最高値を更新。
一方でダウ平均は景気敏感株がやや軟調となり、小幅に下落しました。
8月は27日のジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が年内にこのテーパリングを始めるのが適切だとの考えを表明、
ただテーパリング開始の正式な発表時期には触れておらず、ゆるやかにテーパリング方向に行くとの観測が株価上昇に寄与しました。
先週は米労働省が発表する雇用統計の前哨戦といわれるADP雇用統計で、
非農業部門雇用者数が前月比37万4000人増と市場予想を大幅に下振れ。
一方ISM製造業景気指数は59.9と、市場予想を上振れ。ただ人手不足から雇用は9カ月ぶりの低水準だったようです。
経済指標の結果が特に雇用が思わしくないということで景気の先行きが懸念される一方で、
緩和的な金融環境が続くとの見方に繋がりました。
3日に発表された8月米雇用統計では非農業部門雇用者数が予想72.5万人増に対して結果が23.5万人増と大きく下振れし、
(失業率は予想5.2%→結果5.2%、平均時給は
前年比予想4.0%→結果4.3%、前月比予想0.3%→結果0.6%)
米国の景気回復が鈍化するとの懸念が強まり、景気敏感株の一角が軟調となる一方、
FRBのテーパリングの開始時期が後ずれするとの観測にもつながっているようです。
週末3日の米市場はまちまち。
ダウ平均は前日比74ドル73セント安の3万5369ドル9セントと反落。
S&P500もわずかながら下落。
ナスダックは前日比32.339ポイント高の1万5363.516と小幅に3日続伸し連日で過去最高値を更新しました。
※ 6日月曜日は米国はレイバーデーの祝日休場です。
先週は日経平均も政治的な動きとともに大きく動きました。週間では1500円近く上昇しましたね。
自民党総裁選挙や衆議院選挙を控えて、菅総理が自民党の役員人事を行い、二階幹事長を交代させる意向を固めたと報じられたことや、
週末3日には支持率が低迷している菅首相が任期いっぱいで辞任する見通しであることを材料に株価が急伸し、日経平均は2万9000円台を回復。
また自民党総裁選に向けて安倍前首相の経済政策を発展させたニュー・アベノミクスという積極的な財政政策を掲げる高市早苗前総務相を安倍前首相が支援すると伝えられていることも好感されており、日経平均は週末の先物でも上昇しています。
3日の日経平均株価は、
前日比584円60銭高の2万9128円11銭。
TOPIXも31.88ポイント高の2015.45と約30年ぶりの高水準となっています。
個人的には先週、YouTubeのチャンネル登録をしてくださった方が1000名超えたのが嬉しかったです。感謝です!!
一人一人の投資のお役に少しでも立てるように、誠実に毎日情報配信に努めてまいります。
引き続きどうぞよろしくお願い致します🤲
