【まとめ】先週の相場振り返りです。
Buona sera![]()
先週の相場を振り返りましょう。
先週の米市場は週間では主要3指数が値下がり。
(7月の月間では3指数はそろって上昇しています。)
週末30日の米市場は下落。
ダウ平均は0.41%、ナスダックは0.71%、S&P500も0.54%と主要3指数は揃って下落しました。
引き続き新型コロナの世界的な感染拡大とその経済への影響の懸念が相場の重しに。
アメリカでもグーグルが従業員の出社再開の時期を9月から10月18日に延期、出社はワクチン接種が条件とすることを明らかにするなど、
コロナ再拡大が経済正常化懸念につながっているよう。
ただ企業業績が堅調であることに加えて(Amazonの決算を受けての下落は大きかったですが、)
27-28のFOMCでは、金融政策の現状維持が決定され、新型コロナウイルスの感染者が増加しているにもかかわらず、米経済の回復は引き続き順調との判断を示しており、パウエルFRB議長のハト派的な発言や、
2021年4-6月期の実質GDP速報値が前期比年率で6.5%増と規模としては新型コロナウイルス禍前の水準を上回ったものの市場予想の8.4%増を下ぶれており、
早期のテーパリングが行われるのではという懸念が後退し、金融緩和が当面続くとの期待感は買い材料となりました。
先週の日本市場は週間では246円下落し、2週続落。
緊急事態宣言の対象地域拡大したことが相場の重しとなったほか、
週末かつ月末ので持ち高調整や、中国株の軟調、五輪のコロナ対策やコロナ再拡大なども含めた先行き不透明感もあり、マイナス要因が重なったと言えるのでは。
週末30日の日経平均株価は、
前営業日比498円83銭安の2万7283円59銭と反落し半年ぶりの安値をつけました。
TOPIXは26.35ポイント安の1901.08でした。
明日からの相場も、
ご一緒にウォッチしてまいりましょう!
週のまとめの動画もよろしければご活用ください。
