29日の米市場はロビンフッダーのリスクで大幅安
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まず先週末の相場の話から。
29日の米市場は大きく下落しましたね。
ダウ平均は、前日比620ドル74セント安の2万9982ドル62セントと大幅に反落。
節目の3万ドルを割り込んだのは2020年12月14日以来です。
昨日は日経平均が2万8000円を割り込みましたが…いやはや。
ナスダックも、前日比266.463ポイント安の1万3070.695と反落しています。
その背景にはロビンフッダーがいるようです。
ロビンフッダーというのは、コロナ禍での在宅の際に若者たちを中心に激増した、米ロビンフッド証券のスマホでアプリで売買取引をする投資家を指します。テスラなどの上昇はロビンフッダーの取引が大きな要因だとも言われているようです。
そのロビンフッダーなどの、SNSのレディット(Reddit)の中の掲示板で情報のやり取りをして投資判断をしている個人投資家ですが、米ゲーム専門店であるゲームストップの株価を今年だけで実に1500倍以上に押し上げるなどの結束力とエネルギーを持っており、
「大手ヘッジファンドがゲームストップを大量にショートしている」という情報を元に巨額のオプション購入をして、ヘッジファンドに対してショート・スクイーズで攻撃した (ロビンフッドが28日に一部の銘柄を取引制限をしたものの、29日にそれが限定的に緩和されたことで、ゲームストップなどへの買いが復活した)ことから金融市場の混乱・懸念に繋がっているようです。
ゲームストップの株を巡るロビンフッダーの相場操縦的な投資行動が米国で世論や政治家からの批判の的にもなっており、ダウ平均の下げ幅は一時700ドルを超える場面も。恐怖指数といわれるVIX指数も33を超えており、株価の上昇継続が転換するかもとの懸念があるようです。
一方でテスラのイーロン・マスクCEOがツイッターのプロフィール欄に#bitcoinと投稿したことなどが追い風となり、ビットコインは2週間ぶりとなる高値を付けた(長い上髭が)ほか、安全資産とされる金も買われています。

