先週の相場を振り返ります
今日は日本市場は祝日でお休み。
先週の相場を振り返りたいと思います。
先週の米市場はほぼ横ばいとなりました。
週明け16日の米市場ではモデルナが新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で94.5%の有効性が示されたと発表したと報じられるなど、ワクチン期待が追い風となり、経済活動正常化への期待感につながったことからダウ平均は、前営業日比470ドル63セント高の2万9950ドル44セントと続伸し、約9ヶ月ぶりに過去最高値を更新!
米ファイザー社の新型コロナウイルスワクチンに加えてモデルナのワクチンのニュースは市場に好感されましたが、足元で新型コロナウイルスの感染が再拡大していることと綱引き状態となり、
チャートを見ていただいても米市場の値動きがヨコヨコであることがわかるかと思います。
経済指標では14日までの1週間の米新規失業保険申請件数が74万2000件と5週ぶりに増加に転じ、市場予想も上回ったことが嫌気されたものの、
米議会で与野党が新型コロナウイルス支援策の協議を再開する見通しと伝えられたことは買い材料に。
先週末20日のダウ平均は
前日比219ドル75セント安の2万9263ドル48セントと小幅に反落。
ナスダックは前日比49.744ポイント安の1万1854.970と、こちらも小幅に下落となりました。
日本では為替市場でドル円が円高方向に動いていることが重しとなったものの、日経平均は週間では145円50銭高。
火曜日17日の日経平均株価が2万6014円62銭と2万6000円台を回復する場面もありましたが利確売りも出て週末20日の日経平均株価は2万5527円37銭。
日本でも新型コロナウイルス再拡大は懸念されており、政府がGoToトラベルとGoToイートの運用見直しを決めたと報じられています。
ほかにはビットコインが3年ぶり高値を更新しており、過去最高値に迫る水準に。動向が気になります!
今週もよろしくお願い致します!