今週もよろしくお願い致します✨
日経平均は週間で201円高と続伸。
11日の日経平均株価は2万3406円49銭でした。
投資の神様と言われるウォーレンバフェットが、年5%以上の高配当利回りのバリュー株である日本の5大商社(伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事の5社)の株を各5％以上買ったこともあり、日本株の出遅れ感が意識されていることや、ＧｏＴｏトラベルの対象に10月1日から東京都を追加するうごきがみられるなど、先行きへの楽観論で投資マインドが良くなってきているのでは。
主体別売買動向を見ていてもが外国人投資家が8月から買い越しに転じてきていて(それを日銀と自社株買いが買い支えた形)、日本株に関しては流れが変わってきたのかな？と感じます。
先週の米市場は主要3指数がそろって続落。
週末11日のダウ平均は、前日比131ドル06セント高の2万7665ドル64セントと反発。
一方でナスダック総合株価指数は前日比66.05ポイント安の1万0853.55と続落となっています。
FAAMGなど主力ハイテク株をはじめとしたグロース株には利益確定売りが継続しており、相場の重しとなりました。コロナショック後に値幅でも日柄でもほぼ調整せずに上昇してきましたので、ようやくの調整局面という感じでしょうか。特に上昇の強かったナスダックが強めに調整している印象です。
これまで大きく上昇してきたテスラもS&P500銘柄に採用されなかったこともあり大きく下げていますね。
全体としてはグロース株から割安感のあるバリュー株に物色の矛先がシフトしているようです。
経済指標では、4日に発表された8月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前回176.3万人、予想135.0万人に対して結果137.1万人、失業率が前回10.2%、予想9.8%に対して結果8.4％と、前回や予想よりも良い数字となったものの、足元で9月5日までの週の新規失業保険申請件数が88万4000件と高止まりしていることで、米景気回復への先行き不透明感がやや強まったようです。
