先週の相場は続落
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週間、月間の相場を振り返りましょう。
まずは週間から
先週の米市場は小幅に2週続落
28-29日のFOMCでの金融緩和継続期待と、
4800億ドル規模となる追加経済対策や金融政策が稼働する中で、
アメリカで感染拡大がピークアウトしたのではという見方や、
アメリカでは段階的に経済活動が再開してきており、景気回復への期待感、
米製薬会社ギリアド・サイエンシズが抗ウイルス薬「レムデシビル」の治験で新型コロナウイルスへの有効性が示されたとの報道が買い材料となりました。
第1四半期決算では、アルファベット(Google)が広告収入の需要増から売上高は前年比13%増と予想を上回る増収となったり、
マイクロソフトも増収増益、Facebookが、広告事業の売上高の伸長で売上高が市場予想を上回るなど、大型ハイテク株が上昇したことも寄与しました。
一方週末にはトランプ米大統領が、新型コロナウイルスの感染拡大を巡って中国を批判、報復措置を検討するとしていることで、制裁などで米中対立が再燃すると世界経済の悪化要因になるとの懸念が高まったことからリスクオフの流れに。
ダウ平均は1日に前日比622ドル03セント安の2万3723ドル69セントと続落したことなどから週間では下落となりました。
日経平均は週間では357円と上昇しましたが、米株安やゴールデンウィーク前の手仕舞いで週末に上げ幅を縮めています。
