20日の日経平均は1万9669円12銭↓
Buongiorno
20日の日経平均株価は、
前営業日比228円14銭安の1万9669円12銭と反落
16日にトランプ米大統領が、新型コロナウイルス対策として制限されている経済活動の再開に向けたガイドライン作成を発表、3段階で制限の緩和や解除を進めるとされ、経済活動再開への期待感の高まりや、
米製薬会社ギリアド・サイエンシズが開発した 「レムデシビル」の臨床試験で新型コロナウイルスの感染患者が急回復したと報道されたことが買い材料となり、17日金曜日の米市場は大幅上昇。ダウ平均は、前日比704ドル81セント高の2万4242ドル49セントと続伸しました
ただ上記の買材料は金曜の日本市場で既に折り込まれていて金曜の日経平均が607円06銭高の上昇をしたことや、原油市場の軟調、ドル円が円高方向となったこともあり、
手がかり材料に欠ける中で利益確定売りが優勢となりました。
とはいえ日銀によるETF買い支え期待が継続していることや、下値は限定的。
新型コロナウイルスの影響から、17日に発表された2020年1~3月期のGDPが前年同期比6.8%減となった中国市場が堅調というのも買い安心感があったのでは。
↓上海総合、香港ハンセン(海外投資家が参加できる中国市場)、日経平均の日足を比較してみました。
また本日発表された3月の日本の貿易収支は49億円の黒字で、なんと前年同月比99%減となりましたが、影響は限定的だったようです。
ただ、これから企業業績が悪化する確信が強くなったのではないでしょうか。