27日の日経平均は反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

27日の日経平均は反発

27日の日経平均株価は、

前日比72483銭高の1938943銭と日経平均は反発。

東証1部の売買高は236833万株、

売買代金は39093億円。


26日のダウ平均は1351.62ドル高の22552.17ドル、

ナスダックは413.24ポイント高の7797.54ポイントと上昇。

上院が2兆ドル規模の経済救済策案を可決し、一両日中の下院での採決を経て成立に近づいたことが好感され、寄り付き直後から上昇。

週次失業保険申請件数が300万件超と前週の10倍以上の水準に急増し、過去最大を記録と悪い結果となっていますが、投資家も既に相当程度織り込んでいたほか、FRBが当面大規模緩和を維持するとの見方につながったことが相場を支え、引けにかけて上げ幅を拡大。その流れから本日の日経平均も357円高からスタートすると、朝方には上げ幅を700円ほどに拡大。

その後、円相場の上昇や週末を控えた新型コロナへの懸念から伸び悩む場面もあったものの、3月末の権利付最終売買日とあって引けにかけて配当権利取りや配当再投資に絡んだ買いが入ったとみられ、この日の高値で取引を終えました。

 

業種別では、精密機器、電気・ガス業、医薬品が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは石油・石炭製品のみ。

東証1部の値上がり銘柄は全体の92%、対して値下がり銘柄は7%となった。

 

個別では、トヨタ自<7203>やソニー<6758>4%超上昇し、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>などその他売買代金上位も全般堅調。

武田薬<4502>6%近く上昇するなど高配当銘柄の一角が大きく買われ、東エレク<8035>などの半導体関連株も上げが目立った。業績下方修正を発表したJSR<4185>はあく抜け感から買い優勢で、NTT<9432>との資本業務提携を発表したゼンリン<9474>は急伸する場面も。また、セグエ<3968>はストップ高水準で取引を終えています。

一方、JXTG<5020>や出光興産<5019>といった石油元売り大手は逆行安。新作ゲームの配信開始で材料出尽くし感が広がったオルトプラス<3672>、業績あるいは配当の下方修正を発表したUTグループ<2146>や一蔵<6186>が東証1部下落率上位に顔を出しました。