26日の日経平均は4日ぶり反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

26日の日経平均は4日ぶり反落

26日の東京株式市場の日経平均株価は、

前営業日比88203銭安の1866460銭と4日ぶり反落。

東証1部の売買高は204967万株、

売買代金は33049億円。

25日のダウ平均は495.64ドル高の21200.55ドル、ナスダックは33.56ポイント安の7384.30ポイントと米市場はまちまち。

トランプ政権と上院が2兆ドル規模の経済救済策で合意に達し、買いが先行したものの、

リセッション懸念は継続しているほか、どの程度速やかに救済資金が消費者や企業に供給されるかなどに不透明感があるほか、法案の文言訂正などで採決が遅れており、引けにかけて上げ幅を急速に縮小し、ナスダックは下落に転じました。


日経平均は前日までの3営業日で3000円近い上昇かつ節目の19000円を回復したことによる短期的な達成感などから利食い売りの動きが先行。

依然として足元の新型コロナウイルスの感染拡大は収束しておらず、

日経平均VIは前日比+5.90pt(上昇率12.22%)の54.18ptと上昇しています。

日経平均が節目の19000円台を再び割り込むなか、市場の不安心理は高まっています。

25日に1日あたり最多の41名の感染者が確認された東京都で小池都知事が週末の外出自粛などを要請したことから、消費動向などに対する先行き警戒感が強まり、積極的な押し目買いは限られました。

アジア株式市場が揃って寄付から下げ幅を縮小したものの、本日のところは総じて戻り売り圧力に押される格好に。


セクターでは、鉄鋼や海運業が急落したほか、不動産業、鉱業、ゴム製品が下落した一方で、パルプ・紙や水産・農林業などは上昇。

売買代金上位銘柄では、ムーディーズが格付けを2段階引き下げたことが嫌気されたソフトバンクG<9984>や、日経平均採用の値がさ株のファーストリテ<9983>が急落をみせたほか、トヨタ自動車<7203>、オリエンタルランド<4661>、東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>、武田薬品<4502>、ファナック<6954>SUMCO<3436>が下落。

一方で、任天堂<7974>NTT<9432>KDDI<9433>NTTドコモ<9437>は上昇。