23日の日経平均は3日ぶり反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

23日の日経平均は3日ぶり反発

23日の日経平均株価は、

前日比33495銭高の1688778銭と3日ぶり反発。

東証1部の売買高は269739万株、

売買代金は40152億円。


19日に日銀が上場投資信託(ETF)買い入れ額を2004億円に増やしたことが相場の下支えとして意識され、連休明けの日経平均は17円高からスタート。

反面、米国市場では前週末20日にNYダウが913ドル安と大幅反落しており、経済対策を巡る先行き不透明感から時間外取引でも株価指数先物が大幅安。

これを受け本日の日経平均も前場マイナス転換する場面がありましたが、後場に入るとソフトバンクG<9984>の急伸もあり一時17049.03円(前営業日比496.20円高)まで上昇しました。

 

業種別では、非鉄金属、保険業、倉庫・運輸関連業が上昇率上位の一方、

空運業、精密機器、小売業が下落率上位に。

東証1部の値上がり銘柄は全体の74%、対して値下がり銘柄は24%でした。

個別では、前述のソフトバンクGが最大4.5兆円の資産売却や2兆円の自社株買い等のプログラムを発表し、後場ストップ高水準まで急伸、そのまま本日の取引を終えました。

その他売買代金上位では任天堂<7974>やファーストリテ<9983>が堅調で、NTT<9432>、キーエンス<6861>など上昇率が3%を超えた銘柄も多く見られました。

ファナック<6954>や第一三共<4568>、アドバンテス<6857>8%超の上昇。

また、ソフトバンクGのほか三井E&S<7003>、ゼンリン<9474>などがストップ高。

一方、北米工場の休止期間を延長したトヨタ自<7203>3%超下落し、ソニー<6758>やNTTドコモ<9437>も軟調。KDDI<9433>は小安く引けました。前週上昇した内需・ディフェンシブ関連株に売りが出て、特に小売の一角は7&iHD<3382>9%超下落するなどきつい下げに。また、栗田工<6370>などはストップ安水準で取引を終えています。