16日の日経平均は | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

16日の日経平均は

16日の日経平均株価は、

前営業日比42901銭安の1700204銭と4日続落し、終値ベースの昨年来安値を付けました。

東証1部の売買高は234569万株、

売買代金は33191億円。


13日の米国市場でダウ平均は1985.00ドル高の23185.62ドル、ナスダックは673.07ポイント高の7874.88ポイントと大きく反発。

米国の大規模な財政措置が待たれる中、世界各国が金融・財政刺激策を発表したことが好感されました。先物では「リミットアップ 」となり、取引が一時停止される場面も。

トランプ米大統領が国家非常事態を宣言し、ウィルスに感染したかどうかの試験を民間と協力して加速する方針を発表すると、引けにかけて大きく上昇する展開に。

しかし週末に緊急利下げが実施されると株価指数先物が急落。


一方、国内では日銀が金融政策決定会合を本日に前倒しし、週明けの日経平均は思惑買いが先行して155円高からスタートすると、前週末終値を挟み一進一退の展開に。

日銀が上場投資信託(ETF)買入額を増やすことなどを決め、発表直後には一時17785.76円(前週末比354.71円)まで上昇しましたが、その後内容への失望感などから16914.45円(同516.60円安)まで下落する場面も。


業種別では、ゴム製品、電気機器、輸送用機器が下落率上位だった一方、

空運業、証券、水産・農林業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の51%、対して値上がり銘柄は47%となっています。


個別では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>23%の下落となり、ファーストリテ<9983>や任天堂<7974>もさえない値動き。

資生堂<4911>とリクルートHD<6098>5%前後の下落。また、前週人気だったクラボウ<3106>は短期的な過熱感から一転売りがかさみ、前田道<1883>などとともに東証1部下落率上位に顔を出しました。

一方、KDDI<9433>3%を超える上昇となり、OLC<4661>も堅調。

三井住友<8316>やみずほ<8411>は小幅高となりました。自社株買いや株主優待の実施を発表したヤーマン<6630>、テレワーク関連として注目されるブイキューブ<3681>などはストップ高水準で取引を終えています。