先週の市場振り返り
先週の相場を振り返ってみましょう。
先週の米市場では、ダウ平均の騰落幅が連日1000ドルを超えるというジェットコースターのような値動きでした。歴史的な1週間でしたね。
世界的に株価指数が高値から2割超の下落となる弱気相場入りとなり、実体経済への影響も不透明で売りが売りを呼びました。
3月13日の米市場は反発。ダウ平均は1985.00ドル高の23185.62ドル、ナスダックは673.07ポイント高の7874.88ポイント。
米国の大規模な財政措置が待たれる中、世界各国が金融・財政刺激策を発表したことが好感されました。先物では「リミットアップ 」となり、取引が一時停止される場面も。
トランプ米大統領が国家非常事態を宣言し、ウィルスに感染したかどうかの試験を民間と協力して加速する方針を発表すると、引けにかけて大きく上昇する展開に。
セクター別では銀行や各種金融が大幅上昇。
週末の日経平均は13日の日経平均株価は、
前日比1128円58銭安の1万7431円05銭と大幅に3日続落し、2016年11月以来、およそ3年4カ月ぶりの安値水準で着地しました。
なお、日経平均の週間の下落幅は3318.70円と過去最大です。
13日米市場でのシカゴ日経225先物清算値は大阪比1140円高の17930円となっています。
ここからは私見ですが・・・
日経平均はPBR0.9倍ラインで少し抵抗もあったように見えますが結局割り込みました。そうなると次はリーマンショック時のPBR0.81倍が意識されます。0.81というと16,800円付近ではありますが、次の決算ですでに減益が見込まれている中(そうなると想定PBRが下がるので)もう一段下がる可能性も考えておいた方が良いのでは。
月曜の日経平均は上昇しそうですが、ここから本格上昇かというと怪しいと思います。
もちろん予測外にどんどん上がるかもしれませんが、個人的にはボラが高いため売りが出る可能性も高く、ボラティリティが落ち着くまでは一直線に上昇とはいかないのでは、と考えます。ここまで一気に下げると戻すまでは日本株は時間が半年から1年半程度?かかるかな?みたいなイメージです。
また東京五輪がどうなるかが気がかり。
東京五輪が中止となれば一時的に15000円割れもあり得るかと思います。延期は少しずつ折り込まれているよう(延期の場合は2年後らしいです)ですが、それは確定なのか発表のされ方にもよると思います。
長期投資の方は、反転した!と思ってから順次資金投入でも十分有意義な買入れができる気がしますし、早めに仕込みたい方は少しずつ、というのをお勧めします。
皆様の大切な資産ですので、冷静に自分の投資ルールを持って投資をされてくださいね。
また若林さんとのトークでも出ましたが、
毎日定額ずつ、ドルコスト平均法で買っていくのもありかと!
ドルコスト平均法についてもブログで後ほどあげますね(^^)