11日の日経平均は反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

11日の日経平均は反落

11日の日経平均株価は、

前営業日比45106銭安の1941606銭と反落。


東証1部の売買高は199632万株、

売買代金は31263億円。


10日の米国市場でNYダウは4日ぶりに大幅反発し、1167ドル高に。米政権が新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策に給与税免除などを盛り込むと伝わったほか、

米国内での新型コロナウィルス検査の自己負担金の免除や、感染者の治療に関する保険適用範囲の拡大などが好感されたようです。

ただ、東京市場の取引開始前にトランプ米大統領が経済対策に関連した会見に出席しなかったと伝わり、市場の期待は後退。

足元の円高進行の一服はあったものの、本日の日経平均は108円安からスタートすると朝方に一時プラスへ転じたものの、米経済対策の実現に対し懐疑的な見方が広がり、引けにかけて19392.25円(前日比474.87円安)まで下落する場面もありました。

 

東証1部の値下がり銘柄は全体の79%、対して値上がり銘柄は18%。

 

個別では、ソフトバンクG<9984>3%超、ソニー<6758>4%下落したほか、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>などが軟調。

半導体関連株は前工程装置投資額見通しが下方修正されたことから売られ、東エレク<8035>やアドバンテス<6857>5%超下落しました。

また、第1四半期の大幅減益決算が嫌気されたグッドコムA<3475>はIBJ<6071>などとともに東証1部下落率上位に顔を出しています。

一方、米長期金利の反発を受けて三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株がしっかり。資生堂<4911>も押し目買いが先行。

通期決算を発表した菱洋エレク<8068>2月度業績を発表したポプラ<7601>や業績予想を修正したマイネット<3928>は急伸し、ジンズメイト<7448>などとともに東証1部上昇率上位となりました。