9日の日経平均は大幅続落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

9日の日経平均は大幅続落

9日の日経平均株価は、

前日比105099銭安の1969876銭と4桁の大幅続落。

東証1部の売買高は251847万株、

売買代金は34646億円。


6日の米国市場でダウ平均は256.50ドル安の25864.78、ナスダックは162.98ポイント安の8575.62ポイントと下落。

世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大し、景気後退への懸念が一段と高まりました。

また、産油国が減産交渉で決裂したことを受けて原油相場が急落。

週明けの日経平均は406円安からスタートすると下げ幅を拡大する展開に。

朝方には節目の2万円をおよそ12カ月ぶりに割り込み、為替相場が一時1ドル=101円台後半まで円高に振れたこともあって、前引けにかけて19472.26円(前週末比1277.49円安)まで下落する場面もありました。

 

東証1部の値下がり銘柄は全体の99%、対して値上がり銘柄は1%。

個別では、ソフトバンクG<9984>や三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>10%超の下落。ソフトバンクGは世界的な株安や原油相場の急落で傘下の投資ファンドへの影響が懸念されたとみられ、メガバンク株は一段の金利低下が嫌気されました。

その他売買代金上位もファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>など軒並み大幅安。

原油安で国際帝石<1605>やJXTG<5020>も売りがかさみました。

また、直近上場のカーブスHD<7085>や決算がネガティブ視されたHEROZ<4382>はストップ安水準で取引を終えています。

一方、売買代金上位ではKDDI<9433>が逆行高。一部証券会社の投資判断引き上げが観測されたほか、ディフェンシブ性の高さから資金が向かったよう。

ニチレイ<2871>やエーザイ<4523>2%超の上昇。また、ティーライフ<3172>などが東証1部上昇率上位に顔を出しました。