6日の日経平均は3日ぶり反落
6日の日経平均株価は、
前日比579円37銭安の2万0749円75銭と3日ぶり反落。
終値としては昨年9月4日以来の安値水準。
東証1部の売買高は17億4964万株、
売買代金は2兆8335億円。
5日の米国市場で、
ダウ平均は969.58ドル安の26121.28、
ナスダックは279.49ポイント安の8738.59ポイントなど主要3指数がそろって3%超下落。
米10年債利回りは0.9%を割り込み0.898%と、過去最低を記録しました。
4日にはカリフォルニア州で非常事態宣言が出るなど、米国でも新型コロナウイルスの感染が広がり、経済や企業業績に悪影響を与えるとの懸念が強まり、
本日の日経平均も米株安の流れを引き継いで319円安からスタートすると、その後下げ幅を拡大。
円相場が一時1ドル=105円台後半まで上昇したことや、アジア株が総じて軟調だったことも重しとなり、後場には20613.91円(前日比715.21円安)まで下落する場面も。
個別では、ソフトバンクG<9984>が6%の下落となったほか、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>など売買代金上位は軒並み軟調。
ただ、ファーストリテ<9983>は相対的に小幅な下げにとどまりました。前日に決算発表した銘柄では積水ハウス<1928>や日本ハウスHD<1873>が大きく売られ、ラクーンHD<3031>は東証1部下落率トップ。
直近上場のカーブスHD<7085>はストップ安水準で取引を終えています。一方、売買代金上位では7&iHD<3382>が逆行高となり、6%近い上昇。米社買収を断念すると報じられ、懸念が後退したよう。
ウエルシアHD<3141>などのドラッグストア株や、キョーリンHD<4569>などの医薬品株の一角にも買いが入り、ティーライフ<3172>が東証1部上昇率トップとなっています。