3日の日経平均は反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

3日の日経平均は反落

3日の日経平均株価は、

前営業日比26135銭安の2108273銭と反落。

東証1部の売買高は176490万株、

売買代金は30719億円。


2日の米国市場でNYダウは8日ぶりに大幅反発し、1293ドル高と過去最大の上げ幅を記録,

主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁が新型肺炎への対応を巡り電話会議を開くと報じられ、協調緩和への期待が高まったほか、

トランプ大統領が製薬会社との会合を開催、新型肺炎のワクチンの早期開発への期待も加わりました。


本日の日経平均もその流れから307円高からスタートすると、朝方には一時21719.78円(前日比375.70円高)まで上昇。

ただ、新型肺炎への懸念から上値は重く、G7の電話会議について「具体的な政策対応は盛り込まない方向」と伝わると売りに押され、

マイナス転換してこの日の安値で取引を終えました。

東証1部の値下がり銘柄は全体の90%、対して値上がり銘柄は9%。

個別では、ソニー<6758>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>など売買代金上位は全般軟調。

NTT<9432>やアドバンテス<6857>3%前後の下落となりました。

2月既存店売上が大きく落ち込んだ百貨店のJフロント<3086>や三越伊勢丹<3099>は揃って2%超の下落。

また、新型肺炎の影響から業績予想を大幅下方修正したH.I.S.<9603>は東証1部下落率上位となっています。

一方、売買代金トップのソフトバンクG<9984>やOLC<4661>、武田薬<4502>は逆行高。武田薬はブラジル企業に一部医薬品を売却すると発表。

帝人<3401>は新型肺炎の治療に関する一部報道を受けて急伸。

前日に上場したカーブスHD<7085>や、ウェブ会議サービスの無償提供を開始したブイキューブ<3681>はストップ高水準で取引を終えました。