2日の日経平均は6日ぶり反発
2日の日経平均株価は、
前営業日比201円12銭高の2万1344円08銭と6日ぶり反発。
東証1部の売買高は20億3515万株、
売買代金は3兆5219億円。
2月28日の米国市場は高安まちまちで、
ダウ平均は357.28ドル安の25409.36、ナスダックは0.89ポイント高の8567.37となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から朝方にダウは一時1000ドル超下落しましたが、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長の声明を受け利下げ観測が強まり、引けにかけて下げ渋りました。
週明けの日経平均も米株安の流れを引き継いで293円安からスタートしたものの、日銀が「潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努める」とする総裁談話を発表するとプラス転換し、後場には21593.11円(前週末比450.15円高)まで上昇する場面も。
ここから反転するかは未知で、日本では政治的な判断に基づいて大規模な対応を行なっているため経済活動が大きく萎縮、短期的な企業業績への影響は避けられない状況となっていますので株価低迷は長引く可能性もありますが、ひとまず一服、と言った感じでしょうか。
今夜の米市場の動向を注視したいですね。
東証1部の値上がり銘柄は全体の88%、対して値下がり銘柄は11%。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>となり、2銘柄で日経平均を約66円押し上げました。
東エレクの他、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>など半導体関連が米株の流れを引き継ぎ上昇。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはエムスリー<2413>で7.36%高、同2位は三井E&S<7003>で6.57%高でした。
一方、値下がり寄与トップは中外薬<4519>、同2位は京セラ<6971>となり、2銘柄で日経平均を約12円押し下げました。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは三井物産<8031>で2.86%安、同2位は太平洋セメント<5233>で2.85%安でした。
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