28日の日経平均は昨年9月5日以来の安値水準に
28日の日経平均株価は、
前日比805円27銭安の2万1142円96銭と大幅に5日続落。
東証1部の売買高は24億2087万株、
売買代金は4兆1288億円。
27日の米国市場でNYダウは大幅に6日続落し、1190.95ドル安と過去最大の下げ幅を記録。ナスダックは414.29ポイント安の8566.48となり、米市場は大幅に下落しました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、世界経済への悪影響に対する懸念が一段と強まったほか、米長期金利が過去最低を更新し、東京市場では円相場が一時1ドル=108円台まで上昇。
日本株にもリスク回避的な売りが広がり、日経平均は430円安からスタートすると下げ幅を拡大し、引けにかけて20916.40円(前日比1031.83円安)まで下落する場面も。
取引時間中に21000円を下回ったのは昨年9月5日以来です。
終値としても昨年9月5日以来の安値水準で、週間の下落幅は2243.78円に上っています。
個別では、ソフトバンクG<9984>が4%超、任天堂<7974>や東エレク<8035>が5%超下落したほか、その他売買代金上位もソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>など軒並み軟調。第1四半期決算が減益となったパーク24<4666>や、一部証券会社の投資判断引き下げが観測されたユニチャーム<8113>なども大きく売られました。
一方、売買代金上位ではOLC<4661>が逆行高。東京ディズニーランド・シーを明日から臨時休園すると発表したものの、売り一巡後に切り返しています。
2月既存店売上が2ケタ増収となったクスリのアオキ<3549>などドラッグストア株の上げが目立ち、ゲオHD<2681>なども巣ごもり消費拡大への思惑から上昇。
また、増配や自社株買い実施を発表した長谷工<1808>などが東証1部上昇率上位に顔を出しました。
相場では、動くときはチャンスです。
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皆様も良い週末をお過ごしください(^^)
