26日の新興市場は下落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

26日の新興市場は下落

新興市場も下落。

JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに続落し、J-Stock Index4日続落。

JASDAQ平均は122日の高値(3967.50円)からきょうの安値(3572.13円)まで約10%下落しており、市場では「銘柄によっては、個人投資家に信用取引において追い証が発生しているのではないかとの思惑もあり、これを回避する目的の売りが出ているようだ」との声も聞かれており、センチメントが大幅に悪化している様子が窺えます。

ただ、前日および今日と大幅に下落していたことから、押し目を拾う動きもみられた。それでも、「新型肺炎に収束の兆しが見えない現状では、自律反発の域を出ず、関連報道に大きく振らされざるをえない」と警戒する向きが大勢で、このため、下げ幅をやや縮小した後は狭いレンジでの小動きに留まった模様です。

個別では、一本調子の上昇に対する反動からフジトミ<8740>が前日比80円(-17.39%)安の380円とストップ安まで売られ、第一商品<8746>16%安と5日ぶりに大幅反落。

また、中京医薬<4558>をはじめ星医療<7634>や重松製<7980>、興研<7963>などの新型肺炎関連銘柄が軒並み揃って売られ、リプロセル<4978>FHTHD<3777>、免疫生物<4570>なども値下がり率上位に。

一方、テレワーク関連として動意付いたfonfun<2323>が前日比80円(+23.74%)高の417円とストップ高まで買われ、ソレキア<9867>、サカイHD<9446>、フォーバルRS<9423>が上伸。


マザーズ指数は昨日に続き全面安商状で、大幅に続落。

個別では、買いの流れが続いたリアルワールド<3691>28%超と2日連続でストップ高

また、非開示だった2012月期について営業損益0.5億円と黒字化予想を発表したアプリックス<3727>14%超と上伸し、消費者が外出を控えることで食材宅配サービス需要が伸びるとの思惑からオイシックス<3182>8%超と大幅に上昇しました。

一方、値下がり率上位には利益確定売りに押される銘柄が並んだ。オンライン診療が広まるとの思惑から昨日大幅高となったMRT<6034>12%安の大幅反落で値下がり率トップにランクインし、同様の背景からメドレー<4480>11%安で同2位に並びました。