25日は新興市場も全面安 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

25日は新興市場も全面安

東証1部が全面安商状となるなか、新興市場も多分に漏れず大幅反落となっています。

JASDAQ平均は反落し、JASDAQ-TOP204日ぶりに大幅に反落、J-Stock Indexは大幅に3日続落。

マクドナルド<2702>、ワークマン<7564>、ハーモニック<6324>など指数寄与度の高い時価総額上位銘柄に値を消す銘柄が増えたことでもセンチメントは悪化。市場では「株価の急激な下落で、個人投資家の一部には追加証拠金(追い証)を回避するための売りを出している向きもいる」との声もあり、これも相場の押し下げ要因になったとみられます。

個別では、前週末にストップ高を演じた反動からイワブチ<5983>が前日比1060円(-11.67%)安の8020円と大幅に反落し、5日線を大きく下回ったRPJ<3350>は前週末比11円(-11.46%)安の85円と大幅に8日続落。

一方、新製品に対する期待感が継続したニューテック<6734>は前週末比442円(+20.50%)高の2598円と大幅に5日続伸し、金市況高を受けて、フジトミ<8740>、第一商品<8746>、豊商事<8747>も上伸。また、突っ込み警戒感などから星医療<7634>が前週末比700円(+16.59%)4920円とストップ高まで買われ、再生医薬品への期待感からリプロセル<4978>も前週末比42円(+11.80%)高の398円と急騰しました。


マザーズ指数も大幅下落。

一時782ptまで下げる場面がありましたが、その後、押し目買いも散見されるなか、日経平均が下げ渋りを見せると、若干ながら次第に個人投資家心理も落ち着きを取り戻したとみられ、マザーズ指数も下げ幅を縮め、大引けまではもみ合う展開となりました。

個別では、上値追いが続いたリアルワールド<3691>16%超とストップ高を演じ、大幅に3日続伸。

また、新型肺炎拡大に伴う思惑が向かった全自動遺伝子検査装置を手掛けているプレシジョン・システム・サイエンス<7707>14%超、オンライン学習教材を提供しているすららネット<3998>13%超とそれぞれ上昇。業績予想を上方修正したサーバーワークス<4434>7%超と上伸しました。

一方、業績予想を下方修正したサマンサJP<7829>10%を超える下落となったほか、247<7074>、フリークアウトHD<6094>、スタジオアタオ<3550>、ブティックス<9272>、イーエムネットジャパン<7036>、フロンティアインターナショナル<7050>などが値下がり率上位に並んでいます。



なお、本日マザーズ市場に新規上場したAHCグループ<7083>は公開価格(2200円)を約61.4%上回る3550円で初値を付けた後、3510円で引けました。