先週の相場の振り返り
先週の相場を3分で振り返りましょう。
新型コロナウイルス懸念を横目に先々週まで2週連続上昇し過去最高値を更新した米市場でしたが、先週は軟調。
週間では米主要3指数が揃って反落しました。
為替市場ではドルインデックスが3週続伸し、
ドル円は19日に1ドル=111円台と約9ヶ月ぶりの円安水準を回復、20日には一時1ドル=112円台まで下落する場面も。
週前半は、中国で2月分最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」(事実上の貸出基準金利)が市場予想通り引き下げられたことが材料視されましたが、
新型肺炎が日本や韓国で広がり、投資家のリスク選好姿勢が後退。
新型肺炎の影響が過小評価されているなどと一部証券会社が指摘したことも相場の重しとなりました。
日本では横浜港で検疫を受けていたクルーズ船の乗客の死亡も伝わりました。
新型肺炎による業績悪化と円安進行による輸出企業の採算改善という好悪材料が混在しているなか、日経平均は週間で300円を超える下落となりました。海外の投資家から見ると、中国と同じアジアの日本株を積極的に買うのは難しいのかもしれません。
個別では最大5000億円の借入発表で自社株買い実施に繋がるなど思惑が高まったソフトバンクG<9984>が大きく動きました。
こちらは野呂様から頂いた、昨日の郡山セミナーの写真です。
改めまして、郡山セミナー、仙台セミナーに参加してくださった皆様、ありがとうございました!!!