先週の相場の振り返り | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

先週の相場の振り返り

先週1週間の相場を簡単に振り返ってみましょう!


週末14日の米市場で、

ダウ平均は25.23ドル安の29398.08

ナスダックは19.21ポイント高の9731.18とまちまちとなったものの、

週間では米主要3指数は上昇し、週末終値としては過去最高値となりました。

特にナスダックは週間で2%を超える上昇でした。


新型コロナウイルスが

発見された201912月から今月にかけて急速に感染拡大しており、

11日にはコロナウイルス感染拡大の勢いが弱まりつつあるとの報道があったものの、

中国が新型肺炎の認定基準を変更したことで感染者数が大幅に増加し、感染拡大の勢いが弱まりつつあるとの楽観ムードが後退。

依然としてコロナウィルス感染拡大や、中国経済への影響に対する懸念が継続していますが、死亡率が低いこともあり、市場的には値動きを見ているとコロナウィルスへの懸念での売りはひとまず底打ち感があります。


米大統領選では、

民主党候補者指名に向けたニューハンプシャー州予備選でサンダース氏が僅差で勝利し、引き続き候補者選びが混戦する見込みから、相対的にトランプ大統領の再戦の可能性が上がったと捉えられた模様。


米金融政策については、

パウエルFRB議長は下院での公聴会で、コロナウイルスによる世界経済への影響を注視していると述べたものの、金融政策への言及はなく相場への影響は限定的でした。 

トランプ大統領の議会証言では、FRBに対して米政策金利は高過ぎると改めて批判しました。


経済指標では、

1月小売売上高は、前月分が0.2%増と0.3%増から下方修正されたものの、

今月分は前月比で0.3%増加と市場予想と同じ堅調な結果となったことが市場に好感されました。


一方、日経平均は週間では下落。

14日の日経平均株価は、前日比14014銭安の2368759銭と続落、

シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の23535円となっています。

↑先日の溢れ写真です(^_^)