14日の新興市場は
新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均は3日続落し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに3日ぶりに反落。
ワークマン<7564>、ユニバーサル<6425>、東映アニメ<4816>など時価総額の大きい銘柄の一角が軟調に推移したことも重しに。全体としては軟調となったものの、好材料が個別に出た銘柄には個人の投資マネーが流入しました。
個別では、今期2ケタの営業減益見通しのラ・アトレ<8885>が前日比240円(-20.34%)安の940円と大幅に反落し、
第3四半期の累計営業利益が2ケタの減益となったエヌ・シー・エヌ<7057>も前日比233円(-19.37%)安の970円と大幅に続落。
また、協立エアテク<5997>、DWTI<4576>、小田原エン<6149>なども決算内容が嫌気されて大きく下落しました。
一方、突っ込み感から買い戻された大谷工業<5939>が前日比1490円(+18.81%)高の9410円と5日ぶりに急反発し、新型肺炎関連として蒸し返された重松製<7980>、興研<7963>、中京医薬<4558>も上昇。
また、決算内容が好感されたアンビス<7071>、ナガオカ<6239>、内外テック<3374>、寺崎電気産業<6637>なども大幅に上昇しました。
マザーズ指数は3日ぶり反落。
朝方から売りが先行すると週末要因から積極的な押し目買いもみられず、直近2日間で上昇していたことも相まって、利益確定の動きが終日優勢でした。
値下がり率上位銘柄では、業績予想の下方修正を発表したgbHD<6557>がストップ安になったほか、前日の減益決算が嫌気されたグッドスピード<7676>やJMC<5704>がそれに続いて大幅安に。
売買代金上位銘柄では、Aiming<3911>、ジモティー<7082>、そーせい<4565>、ラクス<3923>、メドピア<6095>、GNI<2160>、JTOWER<4485>がさえない値動き。
一方で、前日に発表した20年9月期第1四半期決算で黒字転換を果たしたイグニス<3689>がストップ高になり、20年12月期の大幅増収増益見通しが好感されたスペースマーケット<4487>が14%高になったほか、メルカリ<4385>、AIinside<4488>、モブキャスト<3664>などは上昇しました。
