13日の新興市場は | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

13日の新興市場は

JASDAQ平均は小幅に続落し、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはともに続伸。

前日の米国株高や円安進行など外部環境の好転を背景に寄り付きこそ買いで始まったものの、東京市場の取引開始前に、中国・湖北省における感染者数急増との海外メディアの報道により日経平均が軟調に推移すると、個人投資家も買い見送りムードを強め、次第に前日の終値近辺での動きに終始しました。

銘柄ごとの動きをつぶさに見ると、新型肺炎関連銘柄の一角などが値を消した一方で、ワークマン<7564>やハーモニック<6324>など時価総額の高い銘柄は堅調な推移となり、下げも限定的にとどまっています。

個別では、シンガポールでの裁判に勝訴したことが好感されたウェッジHD<2388>が前日比50円(+45.45%)高の160円とストップ高まで買われたほか、京写<6837>や、業績予想を上方修正したヤマト・インダストリー<7886>などもストップ高まで買われました。

また、固定資産の除却に伴う特別利益計上の発表があったRISE<8836>16%超、今期の営業利益が前期比30%増との見通しや資本業務提携が好感された共同PR<2436>16%超とそろって大幅に上昇。

一方、今期の営業増益率が鈍化する見通しの興研<7963>が前日比341円(-13.68%)安の2152円と大幅に続落したほか、同様の新型肺炎関連銘柄として中京医薬<4558>や重松製<7980>も利益確定売りに押される格好で下落しました。

 


マザーズ指数は続伸。

東証1部では、本日から明日にかけて集中する企業決算を見極めたいとするムードが強まるなか、足元で出遅れ感の意識されていたマザーズ銘柄には個人主体の短期資金が向かう展開に。

物色としても、主力級のマザーズ時価総額上位銘柄が総じて強含んだほか、直近IPO銘柄や決算発表を受けた個別物色も活発でした。

値上がり率上位銘柄では、今期業績予想の上方修正を発表したAIinside<4488>がストップ高水準まで買い進まれたほか、第1四半期決算を発表したHENNGE<4475>1912月分の主要旅行業者の旅行取扱状況速報を発表した旅工房<6548>がそれに続いて大幅高に。

売買代金上位銘柄では、メルカリ<4385>JTOWER<4485>JIG-SAW<3914>JIA<7172>、フリー<4478>、弁護士ドットコム<6027>、あんしん保証<7183>が上昇。

一方で、足元で「ドラゴンクエストタクト」を材料に関心の続いたAiming<3911>14%安になったほか、そーせい<4565>Amazia<4424>、サイバー・バズ<7069>、ユーザベース<3966>UUUM<3990>はさえない値動きでした。


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