12日の新興市場は | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

12日の新興市場は

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は小幅に反落し、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはともに3日ぶりに反発。

前日の米国市場でナスダック総合指数が過去最高値を更新したほか、半導体関連のSOX指数も上伸するなど米国株が上昇し、

日経平均も反発したことから、個人投資家のセンチメントも改善し、買いが先行しました。

また、国内での新型肺炎の感染者数の拡大に歯止めがかかっていないことから、新型肺炎関連株の一角が値を上げたほか、良好な受注状況を発表し、米系証券が目標株価を引き上げたハーモニック<6324>が急伸するなど、個別材料株中心に投資資金が向かった模様です。

しかし買い一巡後は模様眺めムードが強まり、結局、JASDAQ平均は小反落となっています。

個別では、好業績を評価した動きが続いた日パレット<4690>が前営業日比610円(+12.45%)高の5510円と大幅に3日続伸し、今期業績予想を上方修正したウィザス<9696>ULSグループ<3798>も上伸。

一方、業績予想を下方修正したエスケーエレク<6677>が前営業日比390円(-20.81%)安の1484円と大幅に続落し、今期が2ケタの減益見通しとなった高橋ウォール<1994>、業績予想の上方修正を発表しながらも市場予想に届かなったセレスポ<9625>なども大幅下落。また、決算内容が嫌気された豊商事<8747>やリバーエレテク<6666>、翻訳センター<2483>、パピレス<3641>もそれぞれ大幅に下落し、このほか、レンティア<7081>やイワブチ<5983>などが値下がり率上位になりました。


マザーズ指数は3日ぶり大幅反発。

朝方から買いが先行し、その後開始されたアジア株式市場も堅調な動きとなるなか、個人投資家のセンチメントも良好であり、マザーズ時価総額上位銘柄中心に堅調な推移になりました。

物色としても、決算銘柄や材料株に対する資金流入が目立ちました。

値上がり率上位銘柄では、引き続き新ゲームへの期待感の高まるAiming<3911>27%高になったほか、大幅増益決算が好感されたあんしん保証<7183>や直近IPO銘柄として短期資金が集中したジモティー<7082>がそれに続いて大幅高に。

売買代金上位銘柄では、Amazia<4424>JIA<7172>、メルカリ<4385>、サーバーワークス<4434>、ミクシィ<2121>、サンバイオ<4592>、フリー<4478>JIG-SAW<3914>JTOWER<4485>、弁護士ドットコム<6027>が上昇。

一方で、GNI<2160>、自律制御システム研究所<6232>、チームスピリット<4397>はさえない値動きでした。


今日もお疲れ様でした!