12日の日経平均は3日ぶり反発
12日の日経平均株価は、
前日比175円23銭高の2万3861円21銭と3日ぶり反発。
東証1部の売買高は13億9577万株、
売買代金は2兆6061億円。
米国市場で10日のダウ平均は174.31ドル高の29276.82と上昇。
ナスダックは107.88ポイント高の9628.39、S&P500は24.38ポイント高の3352.09とともに過去最高値を更新しました。
11日の米市場はまちまちで、ダウ平均は0.48ドル安の29276.34と下落した一方、ナスダックは10.55ポイント高の9638.94と過去最高値更新。
堅調な経済指標や企業決算が好感されたほか、新型肺炎の感染拡大の勢いが弱まりつつあるとの報道も安心感につながり、祝日明けの日経平均はこうした流れを引き継いで55円高からスタート。
新型肺炎の影響に対する根強い懸念から伸び悩む場面もありましたが、引けにかけて一時23869.73円(前営業日比183.75円高)まで上昇しました。
ソフトバンクGが売買代金トップで12%近い上昇となり、1銘柄で日経平均を約132円押し上げ。
米連邦地裁が同社傘下の米スプリントと同業TモバイルUSの合併計画を容認したと報じられています。
半導体関連株も上げが目立ち、東エレク<8035>が3%超、アドバンテス<6857>が4%超の上昇。
目標株価引き上げ観測の村田製<6981>は2%の上昇となりました。
その他ではソニー<6758>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>などがしっかり。決算発表銘柄ではアイフル<8515>などが急伸し、大幸薬品<4574>やMDV<3902>はストップ高水準で取引を終えています。
一方、三菱UFJ<8306>などが軟調で、任天堂<7974>や資生堂<4911>は小安い。飯田GHD<3291>やサンドラッグ<9989>は決算発表を受けて大きく売られ、ソウルドアウト<6553>が東証1部下落率トップとなりました。