5日の日経平均は大幅続伸
5日の日経平均株価は、
前日比234円97銭高の2万3319円56銭と大幅続伸。
東証1部の売買高は13億2970万株、
売買代金は2兆4412億円。
4日の米国市場は、ダウ平均は407.82ドル高の28807.63、ナスダックは194.57ポイント高の9467.97と大きく上昇。
一部報道を受けて中国政府による景気刺激策への期待が高まったほか、米12月製造業新規受注が予想の1.2%増を上回る前月比1.8%増となったことも買材料となったよう。
円相場は一時1ドル=109円台半ばまで下落し、本日の日経平均も米株高や円安を好感して266円高からスタート。
動向が注目される中国・上海株が寄り付きから上げ幅を広げる展開となり、東京市場でも株価指数先物に断続的な買い戻しが入ったことから、
日経平均は後場に23414.69円(前日比330.10円高)まで上昇する場面もありました。
個別では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、東エレク<8035>、トヨタ自<7203>などがしっかり。
武田薬<4502>は決算を評価した買いで2%超の上昇。
三菱商事<8058>も取引時間中に決算発表し上げ幅を広げました。
その他の決算発表銘柄ではローム<6963>や日ユニシス<8056>が大幅高となり、
株主還元の強化が好感された日曹達<4041>は東証1部上昇率トップに。
WSCOPE<6619>は自律反発を狙った買い、ユーグレナ<2931>はバイオジェット燃料の今後の展開に期待した買いが活発に。
一方、好決算で注目されたソニー<6758>や1月度データを開示したファーストリテ<9983>は朝高後にマイナス転換。
村田製<6981>やアドバンテス<6857>も軟調だった。決算が嫌気された花王<4452>は2%の下落となり、NTTデータ<9613>は商いを伴って急反落。
また、ウイルス対策関連銘柄が一転して売られ、ダイトウボウ<3202>は売り気配のままストップ安比例配分となりました。