30日の新興市場は続落
新興市場も軟調。
JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも6日続落。
JASDAQ市場は主力株を中心にほぼ全面安となるなか大幅に下落。新型コロナウイルスによる肺炎拡大の懸念が残るなか、昨日決算が発表されたアドバンテスト<6857>やスクリン<7735>といった注目の半導体銘柄が大きく下落したことで、これまで高まってきた期待が剥落する形で東証1部市場では関連銘柄を中心に大きく下げました。
個別では、前日にストップ高水準まで買われた反動からNuts<7612>が前日比21円(-18.42%)安の93円と急反落し、5日移動平均線を大きく下回った大日光<6635>が前日比269円(-18.04%)安の1222円と大幅に続落。
愛光電気<9909>、野村マイクロ<6254>、リプロセル<4978>が値を下げ、カイノス<4556>、ヤマト・インダ<7886>、日パレット<4690>も下落。
一方、新型肺炎関連として、興研<7963>が前日比700円(+23.33%)高の3700円、重松製<7980>が前日比400円(+20.51%)高の2350円、中京医薬<4558>が前日比150円(+16.82%)高の1042円といずれもストップ高まで買われ、
マザーズ指数は大幅に7日続落。
マザーズ市場は朝方から売りが優勢となったものの、大引けにかけては、主要企業の決算発表本格化を前に様子見ムードが強まりました。
値下がり率上位銘柄では、gbHD<6557>が15%安になったほか、インティメート・マージャー<7072>やメディア工房<3815>が11%の下落。
売買代金上位銘柄では、そーせい<4565>が6%安になったほか、JTOWER<4485>、JMDC<4483>、サンバイオ<4592>、GNI<2160>、ロゼッタ<6182>、マクアケ<4479>、UUUM<3990>が下落。
一方で、弁護士ドットコム<6027>、メルカリ<4385>、ブライトパス・バイオ<4594>、カイオム<4583>は上昇しています。