28日の日経平均は続落
28日の日経平均株価は、
前日比127円80銭安の2万3215円71銭と続落。
東証1部の売買高は11億7125万株、
売買代金は2兆1940億円。
前日の米国市場では、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受けて世界経済鈍化への懸念が強まり、主要3指数そろって1%強の下落に。
世界的なリスクオフムードから為替も1ドル=108円90銭台前後での円高基調が続き、こうした背景から、日経平均は前日比200円近く下げて始まった後、低位圏での推移が継続しました。
ただ、その後は、新型肺炎の行末やこれから始まる主要企業の決算内容を見極めたいといった思惑などから、下値を拡げる展開とはならず、
結局、終日23100円を割ることなく、ドル円の円高基調が一服するに伴い、後場から大引けにかけては下げ幅を縮めていく展開となりました。
業種別では、金融、空運の2業種のみが小幅にプラスで、残る31業種はマイナス推移となり、中でも鉄鋼、鉱業、石油が下落率上位に。
値下がり寄与トップはダイキン<6367>で1銘柄で日経平均を約12円押し下げました。
日経平均構成銘柄の下落率トップはヤマハで5.15%安、同2位は三越伊勢丹<3099>で3.95%安でした。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>で1銘柄で日経平均を約8円押し上げました。
日経平均構成銘柄の上昇率トップは東邦亜鉛<5707>で2.80%高、同2位は資生堂で2.41%高でした。