24日の日経平均は反発
24日の日経平均株価は、
前 日比31円74銭高の2万3827円18銭と反発。
東証1部の売買高は9億6545万株、
売買代金は1兆8103億円。
23日の米国株式相場はまちまちですがほぼ横ばいという印象でした。
米市場では新型コロナウイルスの感染拡大を巡っての懸念が強まり売りが先行したものの世界保健機関(WHO)が非常事態宣言を見送ったことが好感され、
ダウ平均は26.18ドル安の29160.09と3日続落の一方で、
ナスダックは18.71ポイント高の9402.48、
S&P500は3325.54と上昇し、ともに最高値を更新。
時間外取引では半導体大手インテルが決算を受けて急伸し、本日の日経平均も米半導体株高の流れを引き継ぐなどして54円高からスタート。
一方で中国が春節休暇入りするのを前に新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されたことや、これから発表が本格化する企業決算を見極めたいとの思惑も強く、
寄り付き後はマイナスに転じる場面がしばしば見られたものの、
半日取引の香港株が小幅ながら反発したことが下支えとなりました。
新型コロナウイルス関連として、よろしければこちらの記事もご参照ください。
新型コロナウイルスの懸念は押し目となるか
https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/SelectedNewsDetailWeb?nwsId=0009330020200124902&nwsType=null
↑こちらの記事はYahoo!ファイナンスのほか
フィスコウェブ、フィスコアプリなどで取り上げて頂いております。
業種別では、不動産業、空運業、陸運業が上昇率上位だった一方、
保険業、証券、海運業が下落率上位に。
個別では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>が小じっかり。
前述のとおり東エレク<8035>などの半導体関連株はおおむね堅調で、決算が好感されたディスコ<6146>は3%の上昇。
長期経営計画を発表した三菱地所<8802>、業績観測報道が伝わったJSR<4185>なども上げが目立ちました。
また、日鋳鉄管<5612>は水道管更新需要の大きさから関心を集め、ホクシン<7897>などとともに東証1部上昇率上位に。
一方、日本電産<6594>が2%超の下落。通期業績予想の下方修正などを受け、朝高後は売りに押される展開。
アドバンテス<6857>も軟調ぶりが目立ち、ソニー<6758>やファーストリテ<9983>は小安い。決算がネガティブ視されたエイトレッド<3969>、東芝<6502>子会社の架空取引問題に揺れるネットワン<7518>などは東証1部下落率上位に顔を出しました。