20日の新興市場は? | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

20日の新興市場は?

新興市場を見てみますと、

主力の東証1部市場を避けた資金が値動きの軽い中低位株にシフトしたことで、個別株物色は活発に見受けられています。


JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに続伸し、JASDAQ-TOP20は反落。

個別では、値動きの軽さから値幅取りの動きとなったオータケ<7434>が前週末比500円(+22.93%)高の2681円、地域新聞<2164>は前週末比150円(+20.78%)高の872円といずれもストップ高まで買われました。

また、重松製<7980>、イワブチ<5983>KYCOM<9685>FVC<8462>、大日光<6635>などもストップ高まで買い進まれた。そのほか、新都HD<2776>、フジトミ<8740>IXナレッジ<9753>などが値上がり率上位にランクイン。

一方、一本調子の上昇に対する警戒感から利食い売りが出た大和コン<3816>が前週末比295円(-12.35%)安の2093円と7日ぶりに反落し、今期の営業減益見通しが嫌気された協和コンサル<9647>は前週末比560円(-11.09%)安の4490円と大幅に下落。

また、5日線を下回った多摩川HD<6838>が前週末比395円(-10.60%)安の3330円と大幅に続落し、テクノ・セブン<6852>、光・彩<7878>、菊池製作所<3444>も下落しました。


マザーズ指数は5日ぶり反発。

 一時888.89ptまで上昇する場面も。

ただ、主力・新興市場ともに商いが膨らみにくい需給状況のなか、物色は個別材料株などに留まり、その後は大引けにかけてレンジ内でもみ合う展開に。

個別では、オンコセラピー・サイエンス<4564>がマザーズ売買代金トップにランクイン。



1912月期の営業利益を従来予想の2.70億円から3.10億円に上方修正したウィルズ<4482>12%高。

米航空宇宙局(NASA)が27-30日(日本時間28-31日)に開催するワークショップに参加すると発表した窪田製薬<4596>、完全子会社のMisuzu & Co.31日に吸収合併すると発表したロコンド<3558>などにも関心が向かいました。

国内市場向けSMS配信状況が評価材料視されたアクリート<4395>は後場に一段高。

一方、HPCシステムズ<6597>やフリー<4478>Sansan<4443>、ギフティ<4449>、マクアケ<4479>など直近IPO銘柄で利食いの動きが目立ちました。

また、「米グーグル、ネット利用者の閲覧データ提供取りやめ」との一部報道で先週関心を集める場面があったログリー<6579>6%安。

その他、インパクト<6067>、チームスピリット<4397>、マネーフォワード<3994>などが売られています。