10日の新興市場は | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

10日の新興市場は

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は小幅に続伸し、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはともに小反落。JASDAQ平均は一時前日比でマイナスに転じる場面も見られましたが、良好な外部環境のなか、大引けにかけて再び上昇し、連日の昨年来高値更新となりました。

物色の矛先としては、前日に業績予想を上方修正した銘柄など個別に材料の出た銘柄に集中した一方、ワークマン<7564>やセリア<2782>といった内需関連銘柄の一角が軟調な推移に。


個別では業績予想を上方修正したドーン<2303>が前日比400円(+23.19%)高の2125円、好決算を評価した買いにニューテック<6734>は前日比502円(+19.94%)高の3020円とともにストップ高まで買い進まれ、フォーバルRS<9423>、大和コン<3816>も上昇。また、新商品への期待感から朝日ラバー<5162>が前日比100円(+14.31%)高の799円とこちらもストップ高まで買い進まれ、この他、倉元<5216>、シンデンハイテ<3131>、シスロケ<2480>も値を上げて上昇率上位にランクイン。

一方、短期急騰の反動から利食い売りが続いたソレキア<9867>が前日比4200円(-20.29%)安の16500円と大幅に続落し、協和コンサル<9647>も前日比1000円(-16.29%)安の5140円とストップ安まで売られました。


マザーズ指数は続伸。

マザーズ市場も朝方から底堅いスタートをみせ、日経平均が後場にかけてこう着となる一方で、マザーズ時価総額上位銘柄の一角へと短期資金が向かう場面も散見され、マザーズ指数はじり高基調となりました。

値上がり率上位銘柄では、ランチタイムに発表した決算が好感されたフィードフォース<7068>やセブン銀との資本業務提携を発表したメタップス<6172>がストップ高水準まで買われたほか、エードット<7063>Jストリーム<4308>がそれに続いて大幅高に。

売買代金上位銘柄では、JTOWER<4485>、そーせい<4565>、サンバイオ<4592>、セルソース<4880>GNI<2160>、メルカリ<4385>、ロゼッタ<6182>、ヘリオス<4593>、バルテス<4442>が上昇。

一方で、マクアケ<4479>、サイバー・バズ<7069>、エヌ・ピー・シー<6255>、メドピア<6095>UUUM<3990>AIinside<4488>、フリー<4478>HPCシステムズ<6597>はさえない値動きでした。