1月6日の日経平均は大幅続落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

1月6日の日経平均は大幅続落

2020年の日本市場がスタートしましたね。

16日大発会の日経平均株価は、

前年末比45176銭安の2320486銭、

TOPIX23.87pt安の1697.49ptと続落。

今年も下落スタートとなりました。

出来高は概算121000万株。


年明け2日の米国市場では、中国人民銀行が預金準備率の引き下げを発表したことが好感されたものの、

3日の米国市場では一転、中東情勢の緊迫化など地政学リスクへの懸念が高まりました。


米軍が2日、イラン革命防衛隊の司令官を殺害したことで、中東情勢の緊迫化が懸念されたほか、

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が昨年末の党中央委員会総会で、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射の再開を示唆したことで、非核化をめぐる米朝対話も崩壊の危機に立たされるなど、

中東や東アジアの地政学リスクが市場センチメントの悪化を鮮明にさせたほか、

原油先物相場が急伸する一方で、円相場も一時1ドル=107円台後半までの円高が進んだことから、個人投資家心理が悪化し、

日本株市場も売り圧力が強まる格好となりました。

 

3日のシカゴ日経225先物清算値は大阪比350円安の23290円と大きく下落する中、これにサヤ寄せする格好から日経平均は支持線として意識されていた25日線をあっさり割り込み、昨年12月半ばのマドを空けて上昇した部分を帳消しとなり、寄り付き直後に付けた23365.36円を高値に下げ幅を拡大させると、前引け間際には23148.53円と、下落幅が500円を超える局面も。

後場は60円程度の狭いレンジでの推移となり、日銀によるETF買い入れ期待等もあってやや下げ渋りました。

指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、テルモ<4543>、ファミリーマート<8028>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>が軟調。

一方で、出光興産<5019>Jフロント<3086>、ソニー<6758>、国際帝石<1605>が小じっかり、となっています。