2019年の相場 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

2019年の相場

今年もあと4時間ほどですが、

2019年の米市場もざっと振り返りたいと思います。


2019年の米市場は年間でダウ約24%超えと大きく上昇。欧米市場も年間ベースで2009年以来の大幅上昇と伝えられています。

為替市場は2019年大発会ではドル円が104円台に急落しましたが、現在108円台半ばとなっています。ドル円は2019年はレンジが狭く、三角持ち合いの様相を呈しているように見え、2020年以降大きく動く可能性があると考えています。レンジで逆張りしている方は留意してみてください。


2019 年は世界的な金融緩和を背景に株式市場を中心としたリスク資産の上昇があったものの、米中貿易リスクに振らされた1年でもあり、リスク資産と言われる金の上昇や国債が買われたことも特徴となったと思います。

2018年はクリスマスイブに米市場が大幅下落でダウが年初来安値を記録しましたが、今年は、年末は利確売りが出たものの、

1227日にダウ平均は23.87ドル高の28645.26、ダウとS&P500指数は過去最高値を更新。

1226日までナスダックは11営業日の連騰を見せて過去最高値となるなどリスクオンの流れが年末にかけて継続しています。




30日のダウ平均は、

183.12ドル安の28462.14

ナスダックは60.62ポイント安の8945.99

年末で薄商いの中、利益確定売りが優勢となるのは織り込み済みかと思いますが、やはり軟調推移でした。

米中貿易協議については中国の劉鶴副首相が第1段階の合意書の署名のために今週ワシントンを訪問すると報じられたほか、

ナバロ米大統領補佐官が米中通商交渉で第1段階の通商合意書の署名式が間もなく行われるという見通しを表明したと伝わっています。

米国は11日は休場ですが、

12日に12月製造業PMI改定値、3日には12ISM製造業景況指数といった経済指標の発表を控えています。

米中貿易摩擦に関する大きなニュース(ネガティブなサプライズ)がなければ来年4月くらいまでは上昇基調となるのでは、と期待しております。


では、改めまして、皆様良いお年をお迎えください。

来年が皆様の利益につながる年となりますように⭐️