JASDAQ平均は年初来高値を更新 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

JASDAQ平均は年初来高値を更新

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は5日続伸、JASDAQ-TOP20は続落、J-Stock Index5日ぶりに反落。

東証1部市場での取引参加者が少ない中、

引き続き中小型株物色が続く形で、その他の主要株価指数が軟調な一方、JASDAQ平均は年初来高値を更新。

ただ、新規の手掛かり材料の欠けるなか、年末年始休暇中に米中で重要な経済指標の発表が控えていることなどもあり、全体としては模様眺め気分が強い市場ムードでした。

実際、堅調が続いていたワークマン<7564>をはじめとした時価総額上位銘柄については、本日は下落したところが多く、物色の中心としては、値動きの軽い銘柄や前週末にストップ高水準まで買われた銘柄などに留まっています。



個別では、前週末にストップ高水準まで買われた流れを引き継いだソレキア<9867>が前週末比3000円(+29.62%)高の13130円、

セキチュー<9976>は前週末比400円(+25.48%)高の1970円、ビジョナリーホールディングス<9263>も前週末比80円(+16.13%)高の576円といずれもストップ高まで買われました。また、業績予想を上方修正した岡山製紙<3892>も前週末比150円(+18.32%)高の969円とストップ高まで買われています。

一方、好決算を発表するも材料出尽くし感が広がった日本プロセス<9651>は前週末比78円(-7.93%)安の905円と大幅に反落。

また、山陽百貨店<8257>、大谷工業<5939>、ソーバル<2186>、クリエアナブキ<4336>、オンキヨー<6628>が値を下げたほか、日本ロジテム<9060>、シンクレイヤ<1724>、ミナトHD<6862>、チエル<3933>などが値下がり率上位に。


マザーズ指数は5日ぶりに反落。

マザーズ指数は売りが先行して取引を開始すると、一時894.49ptまで下落。ただ、日経平均同様に売り一巡後は狭いレンジでのもみ合いとなり、こう着感が強まりました。





個別では、JTOWER<4485>がマザーズ売買代金トップにランクイン。

マクアケ<4479>やウィルズ<4482>など利食いに押された銘柄もあったが、ランサーズ<4484>、スポーツフィールド<7080>、スペースマーケット<4487>、フリー<4478>、ALiNK<7077>HPCシステムズ<6597>など直近IPO銘柄の一角は引き続き物色が盛んでした。

その他、「ミトラスフィア-MITRASPHERE-」の台湾・香港・マカオ向け配信が1月上旬に決定したバンク・オブ・イノベーション<4393>、中村超硬<6166>などが買われました。

一方でNC-6004開発プログラムの1つである膵がんを対象とした第3相試験に基づく承認申請をしないと発表し18%安と急落したナノキャリア<4571>を筆頭にそーせい<4565>GNI<2160>、アンジェス<4563>などバイオ株の下げが目立っています。