27日の日経平均は反落
27日の東京株式市場の日経平均株価は、
前日比87円20銭安の2万3837円72銭と反落。
出来高概算8億2000万株。
クリスマス休暇明けの米国市場で、NYダウ、ナスダック総合指数がともに過去最高値を更新するなど米国株が騰勢を強めたことが個人投資家心理の向上につながり、
日経平均も買いが先行しましたが、
寄り付き直後に付けた23967.18円が高値となり、その後はリバランス中心の商いから大引けにかけて弱含む格好に。
もっとも、参加者が限られている中であり、基本的には方向感の出難いこう着相場といえます。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>が堅調。
一方で、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>が冴えない値動き。
日経平均は結果的には安値引けではあるものの、出来高が8億株台、売買代金が1.4兆円程度にとどまっていることからみても、市場参加者が限られている状況と判断できます。
クリスマス明けで海外勢の資金流入も期待されていましたが。週末要因もあって規模は限られていたよう。また、セクターや指数インパクトの大きいところの騰落をみても、リバランス中心といったところでしょう。
一方でこう着の中でも個人主体の売買は活発であり、マザーズ、JASDAQは上昇している。センチメントは良好であり、大納会においても、中小型株での活発な取引が意識されやすいでしょう。
日経平均は昨年高値近辺でのこう着が続いていますが、長期チャートでは今回の上昇を含めると、トリプルトップ形状が意識されやすいところでもあり、明確に突破してくるまでは積極的な上値追いは期待しづらいとも考えられます。
出来高が薄いと、ニュースがあった時に上にも下にも大きく動きますが、大きく下げることがあればそこは押し目買いしたいと個人的には考えています(がいまのところ下げないまま年末になりました💦)