23日の新興市場は | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

23日の新興市場は

新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は3日ぶりに小反落し、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはともに反落。

本日のJASDAQ市場は、前週末の米国株高や日経平均の反発など背景に投資マインドが改善し、JASDAQ市場にも買いが先行。ただ積極的に上値を買い上がる雰囲気にはなっておらず、日経平均が上げ幅を縮めると、JASDAQ市場も模様眺めムードから個別材料株中心の売買にとどまりました。

個別では、一本調子の上昇に対する警戒感からカルナバイオ<4572>が前週末比206円(-9.16%)安の2042円と5日ぶりに反落し、

ケイブ<3760>、小僧寿し<9973>も下落。

また、Shinwa<2437>、ダイヤ通商<7462>、ホーブ<1382>が売られ、このほか、トライアイズ<4840>3Dマトリクス<7777>、医学生物<4557>HAPiNS<7577>などが値下がり率上位に。



一方、協和エクシオ<1951>などと資本業務提携するネクストジェン<3842>が前週末比400円(+21.46%)高の2264円とストップ高まで買われ、

前週末にストップ高まで買われた流れが続いた日ロジテム<9060>も前週末比1000円(+20.00%)高の6000円とストップ高。

また、自社株のTOB(公開買い付け)を発表した豊商事<8747>が前週末比100円(+17.42%)高の674円、加えてソレキア<9867>なども700円(+15.80%)高の5130円とともにストップ高まで買われました。


マザーズ指数は反落。

個別では、マクアケ<4479>がマザーズ売買代金トップにランクイン。

スペースマーケット<4487>やフリー<4478>なども買われたものの、1911月期業績予想の下方修正を発表して見切り売りが殺到した247<7074>を筆頭に、JTOWER<4485>、ウィルズ<4482>INCLUSIVE<7078>、ユナイトアンドグロウ<4486>、ランディックス<2981>などは大幅に下落しており、

直近IPO銘柄の物色は明暗が分かれる格好。

一方、一部報道による社長の売却否定発言が材料視されたメルカリ<4385>3%高となった他、

チームスピリット<4397>、ロゼッタ<6182>、アドベンチャー<6030>、フィルカンパニー<3267>などが買われました。

本日マザーズ市場へ上場したgbHD<6557>の初値は公開価格(2690円)を49.4%上回る4020円。大引けにかけてやや利食いに押されたものの、初値自体は好調となりました。